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年収300万円程度の子方3名と一緒に月3現場程度こなせるようになると年収1,000万円が見えてきます。
●収支ケース ※例
| 売上： | 250万円（5000㎡×500円） |
|---|---|
| 必要経費： | 50万円 |
| 子方人件費： | 90万円 |
| 収入： | 売上250万円―経費50万円―子方人件費90万円＝110万円 |
2～3現場ぐらいまでは、指示に従って作業をしてもらいます。
型枠解体業には手順がある為、手順や作業内容を1つ1つ覚えていただきます。
４現場目くらいからは全体の流れをできる限り把握し、
その日行なわなければいけない作業を理解し自発的に作業が行えるように教えていきます。
基本的な型枠解体の業務を覚えつつ、少し難しい階段やＰＳ、スラブなどの解体作業を覚えてもらいます。
早ければ、２年目半ばから終わり頃には資格を取得しなければおこなえない作業の経験を積んでもらいます。
資格がない時は、補助的に作業を手伝い経験値を積んでもらいます。
資格自体は月に1つから取得することで最短での取得が目指せます。
●重機を使う資格名
・玉掛け技能者（１t以上）
・クレーン運転（５ｔ未満）
・フォークリフト運転員（1ｔ以上）
・高所作業車（作業床１０ｍ）
●重機を使わない資格名
・1級型枠施工
・酸素欠乏、硫化水素危険作業作業主任者
・型枠支保工組み立て等作業主任者
・職長等、安全衛生責任者教育
・足場組立等作業従事者特別
・フルハーネス型墜落制止用器具特別教育
・はい作業主任者
引き続き資格取得や基本的な型枠解体の業務を覚えつつ、少し難しい階段やＰＳ、スラブなどの解体作業を覚えてもらいます。
まずは小さな現場からですが、現場責任者として職人を連れて行き、打ち合わせや、段取の経験値も積んでもらいます。
この頃からは、現場を収めるプレッシャーがあり、気持ちがいっぱいいっぱいになることがあります。より精神的にも成長していただきます。
3年目に経験した職長の業務をいかし、より大きな現場の段取や打ち合わせの仕方を学び、作業に活かしつつ、
自身の職人の確保や独立の準備を進めていきます。
必要な資格の取得、基本業務の能力の向上、段取、打ち合わせを有利に行える能力を磨き身につける事で独立後に大きな差が出ます。
早ければ4年目には当社から請負の現場を回すことは可能ですが、5年目が現実的でしょう。
基本業務の能力の向上、段取、打ち合わせ力を磨きつつ、職人の育成、請負現場の進め方や交渉方法などを新たに学んでいきます。
自身の会社がうまく回るようになり、従業員が集まってきたら会社組織の強化を進めていきます。
必ず必要になる【建設業許可】を取得する為に、書類作成や打ち合わせ、資格を取得するための準備を始めます。
10年の経験（資格取得でも可）や経営管理5年などクリアしなければいけない事が多々あります。
また新たな取引先を探すことも始めていきます。
7年程の経験を積むことで最短に近い日程で【建設業許可】を取得し、
当社の援助を受けることなく請負をすることができるようになります。
ただし、7年で全ての業務を経験し、吸収することは並外れた努力が必要だと思います。
完全に独立したら終わりではなく当社にできるフォローはさせていただきます。
