単純で難しい。
だからおもしろい。

型枠解体とはコンクリートを固めるための型となる、
型枠を外す専門職となります
ビルや学校などを建築する為には欠かせない大切な業務です。

型枠解体とは型枠工事の一つ    
Part of the foundation work

型枠工事とは型枠大工と型枠解体にわかれます。当社は型枠解体工事の専門となります。
建物の構造体となるコンクリートを思いの形にするため、木材などで型枠を作りその中にコンクリートを流し込みます。
コンクリートが固まり、十分な強度になったタイミングで、バールやインパクトドライバーなど数種類の作業道具を用いて型枠を取り外していきます。この取り外しの業務が「型枠解体工事」です。
一見単純な作業のように感じる人もいるかと思いますが、適当にやれば構造体となるコンクリートが傷ついてしまいますし、資材の落下や足場からの転落など、危険が伴う作業なので経験が重要視されます。
建物を作る中で重要な構造体を傷つけないよう、限られた工期のなかで、プロとして丁寧な解体が求められます。

型枠解体

型枠解体の流れ
Formwork Dismantling Process

STEP01

単管パイプなど
金物を外します

解体作業の最初のステップは、単管パイプや金物の外し作業です。
これらのパイプや金物は型枠の固定に使用されているため、
最初にこれらを取り外すことで型枠の解体が可能になります。

単管パイプ
STEP02

壁・型枠の
脱型を行います

単管パイプや金物の取り外しが終わったら、次は、壁の型枠解体を行います。
ちなみに型枠から壁を取り外すプロセスを「壁の脱型」と呼びます。
壁の脱型は、コンクリートが所定の強度に達した後に行われます。

脱型
STEP03

スラブ(天井・梁)の
脱型を行います

スラブ(天井や梁)の脱型は、梁から順に進められます。
まず、梁の解体を行い、梁の上部から少しずつ型枠を取り外していきます。
次に、スラブの解体を行います。スラブの周囲の型枠を解除し、ゆっくりと型枠をスラブから剥がしていきます。

天井の脱型
STEP04

資材の搬出・
片付けを行います

最後に、型枠解体で使用した機材や解体で出た資材ごみを搬出し、現場を掃除して、引き渡せる状態にして完了です。

資材撤去